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間違いだらけのゴルフクラブ選びと上達方法 お勧めメーカーの背景
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お勧めメーカーの背景
今回、特にお勧めできるメーカーとして三浦技研やPINGなどを上げましたが、特にPINGなどは、本当の意味での製造メーカーとして生き残っているなぁ、という印象です。自社で研究開発したクラブを、自社だけで作りきって世に送り出す。そして、そのクオリティやサービスレベルが群を抜いて高いのが特徴です。
背景にあるポイントは、オーナー社長であるということです。
会社が、社長のある価値観に基づいて、そのこだわっているところを大切にし続けている という点が大きなポイントであるような気がしています。
例えばピンであれば、「ゴルファーの体力や体格に合ったクラブを使ってもらいたい」というその先代の気持ちを、家系で継いでいるような感じを強く受けています。さらにその意思を、もう お節介なくらい に感じられるほど、従業員全員が共有しているのには驚かされます。ピンは、ピンパターが爆発的に売れた時期に、その財産で油田を買っていると聞いています。勝手な想像ですが、会社としてはその油田で十分な利益が出ているのではないでしょうか。ゴルフクラブを売って、なるべく多くの利益を上げようとしているのではなく、ゴルファーにとって何が一番いいのかを考え、それを貫いている姿勢を感じるからです。ゴルファーにとってメリットがあるから中国で作らずに自社で作る。まるでボランティアのような、深いポリシーを感じます。
三浦技研も以前までは特別な会社でした。素晴らしい軟鉄鍛造アイアンのヘッドを作っていた時期でも、クラブまで組み上げて販売することには積極的ではありませんでした。年に何度かフィッテングバスで全国を遠征し、極わずかな数量だけ、ミウライズムというブランドの組立クラブを完全カスタマイズで手がける以外、ヘッドは作っても、完成品としてのクラブは作らなかったのです。なぜでしょう? 私が思うに、神の手と言われる三浦技研代表、三浦勝弘氏は、クラブを組立てることの、本当の難しさをよくご存じなのだと思います。私は1週間で3セットのアイアンの組立があったら重労働に感じます。体調によって仕上がりも変わってしまうほど、組立は微妙なものです。大変こだわりの強い三浦社長のことです。その組立はもちろん時間をかけているでしょうし、そもそも自分が作ってもいないシャフトを組付けること自体に、少し抵抗があったのではないでしょうか。極端な推測をすると、本当にこだわっているので、 ヘッドの製造であえて止めていた、 というのは、私のよみ過ぎでしょうか。
骨のあるメーカーが、少なくなってきました。こんな時代だからこそ、クラブをお客様にお勧める我々が、頑張らなければいけないと思います。
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