初心者が選ぶべきゴルフクラブとスイング
ゴルフ初心者のアイアンショット
次のショットでグリーンに乗るかもしれない時に、少しだけ樹木がスタイミーになっている。そんな時にフェードやドローをかけて、インテンショナルボールを打つのは、ゴルフ初心者には必要がない事です。やめましょう。
もし上手くいったときには大きな喜びがありますが、ギャンブルになります。
自分ができる技術を使ってラウンドすることはいいのですが、練習場でできない事はコースでも出来ません。
ラフが深ければロングアイアンでは打たない。アゴの高いバンカーに入って無理だと思ったらグリーンを狙わず横に出す。総じて自分に謙虚に振る舞う事がゴルフには大切です。
ゴルフ初心者で難しいのが、どこまでがギャンブルで、どこまでが謙虚過ぎるプレーなのかという判断です。
ここは8番アイアンで打っておくのがいいと思えるところを、サンドウェッジを持ってしまう人がいるかと思えば、5番アイアンを持って無謀とも思えるチャレンジをしてくる人もいる。この辺は、何回コースに出ているかという経験が一番の薬になるところですが、とても人間性が現れるところなので、ギャラリーとしても楽しめます。
グリーンを狙う際、ゴルフ初心者であれば、ピンの位置がどこに切ってあったとしても、グリーンの真ん中に止まるように打つことが大切です。
ゴルフ初心者にある典型的なパターンとしては、カップがグリーンの端に振って切ってある。そのカップ方向をまともに狙って外す。カップまであまり距離のない難しいチョイ寄せが残る。トップ・ザックリで、そこから大叩きする…というパターンです。
これはピンを狙わずに、グリーンの真ん中を攻めていれば回避できていたかもしれません。ピンを見過ぎないことは、ゴルフ初心者にとって大切なことなので、ぜひ覚えておいてください。
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