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低価格化の中での技術革新

低反発モデルが出始めた初期モデルの頃は、ある一定量のパンチ力がないとボール初速が出ないヘッドが多く感じられました。打っていても気持ちよく球が出ていく印象がなく、ボール初速も遅く、やっぱり低反発は厳しいねという印象が否めませんでした。

しかし2010年モデルあたりのドライバーから、ヘッド単体のボール初速がかなり速いモデルが目立つようになってきました。反発はルール適合内の数値なんだけど、より厳密にルールギリギリの数値ところを狙ってメーカーがヘッドを作り始めている気配があります。それにより、リズムでさらっと振る人でもボール初速が速く出るタイプのヘッドが多くなっています。まだR7とかを使っているゴルファーがいたら、さすがにだいぶ違うという感じるでしょうね。ヘッドスピードのない人達でも恩恵があるように、メーカーなりに頑張っている姿がうかがえます。

開発現場では、まずはハイスピードカメラの性能が上がっています。ボールの潰れ具合とかヘッドの変形の状態とか、コンピューター上でのボールヒット時のシミュレーションの絵と、ハイスピードカメラの現実の絵がピッタリ合う係数を探していくような地道な作業を繰り返すことで、この係数をこう変えると、実際もこう変わる、といったような落とし込みが出来始めていて、シミュレーションもかなり良くなっているのかもしれないな、という印象はあります。

こういうノウハウが蓄積されているメーカーは、新しいモデルをある程度までならコンピュータ上で次々に作れるし、ヘッドスピード毎にマッチしたモデルなどもしっかり設計できるようになっていると思えます。このモデルはこういうヘッドスピード帯の人が使うと、ボールの潰れ具合を含めて最適化されるんだなぁ、と思える物が実際にあるワケです。やはりそういうシミュレーションが出来る、有限要素解析プログラムの機材を持っている会社と持っていない会社には決定的な差が出てきている現実があるかもしれません。

少し前までは「地クラブメーカー」が出していた物にもいい物がたくさんありましたが、少しずつそういったところと大手メーカーとの間に、差が産まれているように感じます。資本のあるメーカーなら、今でも試作モデルを作ってデータ取りをしてそこから肉厚を探していくようなことができたとしても、小さいメーカーだとその辺は「えいっ、やぁ」でやってしまう状況もあり得る。資本があれば1~2モデル続けて売れなくても何とかなるけれど、資本が少なければ1モデルコケたらそれだけで会社が危なくなる。そういう意味では体力勝負。大きい会社で特にボールをやっている会社は強い。ゴルフ以外のところに事業の主体があるところは長期的に見て強いのは当然のことと思います。

《NEXT》→『価格差は製法と材料費の差

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