ゴールデンウィーク(2024年)

5月4日(土)〜5月7日(火・定休日)は、お休み致します。
5月8日(水)より、通常どおり営業を致します。

ゴルフクラブ選び方の基本

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ゴルフクラブ選び方の基本

ウェッジヘッド選び方の基本

ウェッジのバンス角・ソール幅・ネック長

ショートゲームはスコアメイクにとって重要です。特にウェッジが決まって、寄せワンが取れるようになると、セカンドでグリーン周りの易しいところへボールを置くだけでパーが取れるようになり、ゴルフは本当に楽になります。

いくつかのポイントを押さえてウェッジを選びましょう。

ウェッジのバンス角

ウェッジのバンス角 写真1 バンス角とは、ソールの傾きを表す数字です。固い地面にヘッドをスクエアにソールしたときに、リーディングエッジが浮き上がる物ほどバンス角が大きくなります。

この角度が大きいほど、インパクト時にクラブヘッドが跳ねる力が大きくなるので、バンカーからボールが出やすくなり、距離感も良くなります。特に、サラサラの軟らかい砂に合います。

反面、硬く薄い砂のバンカーでは、クラブヘッドが跳ねすぎてトップが多くなります。上手く振りぬけてもイメージ以上に飛距離が出てしまいます。芝の薄いフェアウェイにも向きません。バンカーが苦手な人は、バンス角が多めのヘッドがお勧めです。

グリーン周りのあらゆる状況に対応するためには、バンス角が少なめのヘッドの方が応用が利きます。

ウェッジのバンス角 写真2 ただし現在では、写真のようにバンスの後ろ側が削れているモデルが出てきました。このような形状の場合は話しが変わってきてしまいます。

このような形状の場合は、バウンスの数字が多少大きくても、あまり余分に跳ねることがありません。

跳ねるのが欲しいゴルファーは買ってはいけませんし、跳ねないものが欲しいゴルファーは、こういう形状も選択肢に入れることができます。

ウェッジのソール幅

ウェッジのソール幅 写真2 ウェッジのバンス角と同じように、ソール幅もヘッドの跳ね具合に影響します。

幅が広いものは跳ねやすく、重心位置も下がり気味です。狭いものは刺さりやすい傾向で、重心位置も高くなります。

ウェッジのネック長さ

ウェッジのネック長さ 写真2 ウェッジのバンス角と同じように、ソール幅もヘッドの跳ね具合に影響します。

ネック長さとは、クラブヘッドの首の長さのことで、長いほどヘッドの重心位置が高くなります。クラブヘッドの重心位置より低いところに当たったボールは、低めに飛び出し強烈なバックスピンがかかり、コントロール性も向上します。

最新ゴルフクラブは低重心のものが多くなっています。低重心でボールは高くは上がるのですが、距離感がつかみにくいモデルが目につきます。距離感に悩みのある方は、ネック長さが、65ミリ以上のロングネックヘッドがお勧めです。

ウェッジのヘッド構造とメッキ加工とスピン

ウェッジのヘッド構造

アイアンのクラブヘッド構造は、キャビティや中空モデルが人気ですが、シビアな距離感とフィーリングが要求されるウェッジは、絶対にインパクトの手応えがしっかりした、クラシカルなフラットバッグがお勧めです。

距離は必要ないですから、やさしさを追い求めるのはやめましょう。

ウェッジのメッキ加工

軟鉄アイアンのメッキでは、ニッケルメッキとクロムメッキの2種類が一般的です。そもそも、軟鉄の錆を防止することが目的で、厚さは数十ミクロンしかありません。厚くつきすぎている場合は、打球感に影響がある場合がありますが、ブラインドテストすると、その差はほとんど感じない程度です。スピンにもそれほど影響はないと考えられます。

その他、黒っぽい仕上げのガンブルーがあります。これはメッキではなく、表面を化学変化させて変色させているので、メッキとは異なりノーメッキに近いと考えてください。

ウェッジの溝とスピン

フェース面に刻まれている溝。これが最もスピンに影響を与えます。溝幅が大きく間隔が狭いものほどスピンはかかりますが、溝の幅や溝間距離は、ルールで規制されています。

スピンのかかるウェッジは、1本1本カッターで溝を掘り、フライスでフェース面を限界までフラットに加工しています。当然、最初は抜群にスピンが効きますが、長い間の使用で角がとれてくると、効きは悪くなってきます。トーナメントプロで3ヶ月が限界のようです。

ウェッジのフェース面には、指紋のようなミクロエッジ加工などと呼ばれている処理が施されているものもあり、こういったものは水を弾く効果もあったりするので、選べるのであれば選択する価値はあります。

ただし、プロのようにボールが強烈に止まる、ロブウェッジ、サンドウェッジ、アプローチウェッジなどが数種類現れた反面、そういったウェッジの使い勝手は難しいものがあります。あこがれのプロのようなボールが打てる反面、デメリットを持ち合わせているということです。

具体的には止まりすぎるため、ランを使って寄せることが難しい。強く上から打ち込むと、ボールがボロボロになってしまう。ボールとフェースの間に草や水が入ると、イメージ通りのスピンがかからず、大オーバーしてしまうことがある。

この手のウェッジは、止まるがゆえの難しさもあることを知ったうえで、購入した方がいいでしょう。

ウェッジの素材・シャフト・グリップ

ウェッジの素材

プロゴルファーは軟鉄クラブヘッドを好んで使用する人が多かったのですが、ウェッジに関しては、ステンレス系の硬い合金ヘッドを使用する人が急増しています。理由はステンレスでも熱処理で軟鉄と遜色ない打球感が得られるものが出てきたこと。また合金が対摩耗性に優れているので、溝の鋭角度をキープでき、スピンの効く期間が軟鉄の3倍ほど持続するからのようです。

反対にソフトな打球感を十分に体感でき、距離感が合わせやすい純鉄素材も見直されています。わたしは純鉄の打球感が大好きですが、寿命が短いのが難点です。50ラウンドが交換の目安になるでしょう。

ウェッジのシャフト

寄せは20~90ヤードの距離を、ほぼ1本のゴルフクラブで打ち分けなければならず、ゴルフスイングの強弱をつける必要が出てきます。また、大きなプレッシャーがかかり、早打ちになってしまったり、なかなかイメージ通りのゴルフスイングが出来にくいものです。したがって、重めのスチールシャフトで、手元側に緩みのある「ダイナミックゴールド」がお勧めです。

他のアイアンシャフトがカーボンでも、ウェッジだけはスチールにすることは、まったく問題ありませんので、スチールにすることをお勧めします。グリーン周りでトップが多い人は、スチールに変えると大きなミスが劇的に減るでしょう。

ウェッジのグリップ

ゆっくりした軽いスイング中に、シャフトのしなり感を十分に感じるためには「ゴルフプライド(Golf Pride)ツアーベルベットラバー」のような、軟らかいグリップを装着するのをお勧めします。

《NEXT》→『シャフト選び方の基本

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