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長く使い続ける弊害
前のページでは使い続けろと書きましたが、今度は表面上は逆のことを書きます。
10年前のクラブを使い続けている方が、当スタジオにもよくいらっしゃいます。さすがに10年ひと昔。ゴルフクラブにおいては、ふた昔以上になるでしょう。そういうゴルファーの方は、純粋にクラブを変えただけで結果が出ます。高反発クラブの方が飛ぶと思っている方もいますが、高反発クラブも、フェースのある1点で非常に飛ぶというだけで、今のクラブの方がどこに当たってもまんべんなく飛ぶと言う意味で、入れ替えた方が、安定したいい結果 になります。
実は、同じクラブを長く持ち続けてしまうと、次のクラブを持てない体になってしまうという側面もあります。体がその道具に慣れすぎてしまって、もうスイングを他の道具に合わせられなくなってしまうのです。当面はそれで機能しますが、クラブも溝がなくなってくる、金属疲労が出てくるで、クラブ自体のパフォーマンスが落ちることで、ゴルフの結果も悪くなってくる。新しいものを拒絶していると、最後は道具と共倒れになる のです。詳しい方なら、本当にそうなっていったプロゴルファーの話しなどをご存じかもしれません。
大切なのは、ゴルフクラブは消耗品だということです。例えばカーボンシャフトは、炭素繊維を樹脂で固めただけの物です。ショットの時には1t以上の力が、シャフトの先端部分にかかるのです。シャフトも、使い続けていれば、いつか絶対に折れるのです。つまり、新品で使いはじめた瞬間から、少しずつ劣化しているのです。劣化が非常に早いものもあります。今使っている道具は、いずれ使えなくなります。ですから、持ち替えても順応できる程度のサイクルで替える必要 もあるのです。練習量やラウンド数にもよりますが、アイアンだったら4年に1度、ドライバーだったら2年に1度を目安に、ゴルフクラブの入れ替えを考えた方がいいでしょう。
アイアンでしたら、4年もすればシャフトの腰が抜けます。ヘッドはそのまま使い続けるとしても、シャフトは入れ替えるなどの対応で、パフォーマンスがかわるでしょう。
一般のゴルファーは、こういうタイミングがわからずに、すべて自分の腕のせいにしてしまう傾向があります。そしてスイングを変えて、大変なことになってしまうケースがあります。変に買い換えをあおるつもりはありません。いろいろ原因はあると思いますが、経年に応じて、道具を疑うことも忘れないで下さい。
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