ゴールデンウィーク(2024年)

5月4日(土)〜5月7日(火・定休日)は、お休み致します。
5月8日(水)より、通常どおり営業を致します。

北海道のゴルフコースと練習場

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北海道のゴルフコースと練習場

北海道ゴルフ場ガイド

北海道のゴルフ場の実体と分類

『北海道のゴルフ場』と聞くと、みなさんはどのようなイメージをお持ちでしょうか。真っ平らで広大なコース。フェアウェイは果てしなく広く、直線的なレイアウトでコースの距離も長い。隣のホールとは白樺林でセパレートされていてOBもない。芝は全コースがオールベント。一般的にはそんなイメージなのではないでしょうか。

確かに本州のコースに比べれば、フェアウェイも広いコースが多いですが、場所によっては本州のコースの方が、北海道のコースより北海道らしい場合も往々にしてあります。ドックレッグが多いコースも、フェアウェイが狭いコースも、アップダウンが激しいゴルフ場だって、もちろんあるわけです。気候の関係から洋芝ではありますが、フェアウェイまでベント芝を使った『オールベント』のコースは、北海道にも数コースしかないのです。

まず私はコースの印象を北海道らしい人工造作的ではなく、もともとあった自然を切り開いたゴルフ場と有名なゴルフデザイナーが作った、近代的な箱庭の造形美を兼ね備えたゴルフ場というふたつに大きく分類してみました。ですから、道外の方が一般的に持つであろう、北海道のコースのイメージは、どちらかというと近代的な方で、私の価値観で言うところの北海道らしいコースというものとは違うかもしれません。

では、どちらの方がランキングとして上位なのでしょうか?正直、私にふたつを順位付けすることはできません。歴史のあるゴルフ場の趣というものを、味わうことができる感性を持っているゴルファーの方にとってはランキング上位のコースでも、その感性がないゴルファーにとっては、木が茂った古くさいコースだと感じるかもしれません。逆もまたしかり。ですから、今回はランキングというより、そのコースが持っている要素をある程度分解して、ご自分の好みや目的に合わせて選択ができる情報を、私の価値観や感覚のまま、お伝えできればと思っています。

ゴルフ場の難易度と疲労度

難易度とは、純粋にスコアが出やすいかどうかを表しています。Aは難しいゴルフ場、Cは簡単なゴルフ場ということになります。疲労度とは、体力面だけではなく、精神的な疲労度合いも含んで評価しています。

北海道らしい自然味あるゴルフ場

難易度(A難/C易)疲労度(A疲/C楽)

小樽カントリー倶楽部
【難易度:A/疲労度:A】

札幌国際カントリークラブ 島松コース
【難易度:B/疲労度:B】

札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コース
【難易度:B/疲労度:B】

随縁カントリークラブ 恵庭コース
【難易度:B/疲労度:B】

ツキサップゴルフクラブ
【難易度:A/疲労度:A】

近代的なデザイナーゴルフ場

難易度(A難/C易)疲労度(A疲/C楽)

エミナゴルフクラブ
【難易度:C/疲労度:C】

桂ゴルフ倶楽部
【難易度:A/疲労度:A】

アイランドゴルフリゾート御前水
【難易度:B/疲労度:C】

ザ・ノースカントリーゴルフクラブ
【難易度:A/疲労度:C】

ニドムクラシックコース
【難易度:A/疲労度:A】

北海道クラシックゴルフクラブ 早来
【難易度:A/疲労度:A】

今回ピックアップしたゴルフ場は、一部希望によっては乗用カートのレンタルが可能ですが、全コースが基本的には、徒歩のスルーラウンドになります。特に道外からの来場者にとっては、徒歩でアップダウンのあるコースをスルーで回るのは、それだけで大変かもしれません。

そういった肉体的な疲労度とは別に、次々に襲ってくるハザードとの戦いや、ポテトチップ形状の高速グリーンとの格闘などで消耗する、精神的な疲労度も、プレーに影響します。消耗が激しいコースでは、スタートホールから入れ込みすぎず、廻りの景色を楽しみながら、ある意味適当にやっていないと集中力が切れた上がり3ホールで、ガタガタと音を立てて崩れていくことになります。Aは疲れるゴルフ場、Cは楽なゴルフ場ということになります。

ゴルフ旅行などで連続でラウンドをする場合

ゴルフ旅行で2連チャンゴルフ。さて、どこをチョイスするか?ゴルフ場選びは楽しいものですし、せっかく行く北海道ですから失敗もしたくないのは当然です。

ゴルフ場を選択する際に、そのゴルファーが求めているものは様々です。サディスティックなコースを2つ続けて選びたい人もあれば、とにかくスコアしか見えていないゴルファーもいます。選択は、おのおのの基準に基づいて、満足できるであろうと予想できるのならそれでいいでしょう。

私のお薦めは、1日目が難易度の高いゴルフ場だったら、2日目は難易度を下げるとか、歴史ある北海道らしいゴルフ場と、近代的なゴルフ場を抱き合わせるなど、バリエーションの幅を持たせて楽しむのも、いいのではないかと思います。

次の項では、北海道の天候やラウンドする際の注意事項を簡単にまとめてありますので、ご参考になればと思います。

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