ゴールデンウィーク(2024年)

5月4日(土)〜5月7日(火・定休日)は、お休み致します。
5月8日(水)より、通常どおり営業を致します。

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北海道ゴルフ場ガイド

ツキサップゴルフクラブ

北海道札幌市清田区有明412-5
TEL:011-881-6701 FAX:---
URL:http://www.tsukisappu.co.jp/tsuki/index.php

総評/ツキサップゴルフクラブ

地元民も一目置く、アスリート向け本格コース

ツキサップゴルフクラブは、歴史ある北海道の地場ゴルフ場のひとつ。コースメンテナンスのクオリティが非常に高い

レギュラーティからでも約6600yあり、ある程度ドライバーの飛距離がないと厳しい。比較的アスリート向けで、地元でも一目置かれる硬派なイメージがある。アップダウンもそれなりにあるので、徒歩、スルーのラウンドに慣れていない道外ゴルファーは、旅行前から少し事前に歩くなどして準備しておくといい。

コースレイアウト/ツキサップゴルフクラブ

ツキサップゴルフクラブは林間コース。1本1本の木が大きく密度が高い。

コースを横方向に切ったときの断面が、灰皿をひっくり返したような形状をしていて、高い部分にフェアウェイとラフ、両サイドの低い部分に林があるような形状。よって林に落とすと横に出すしかなく、一気に苦しい展開が待っている。

基本的にコース幅は広い。ティーグラウンドからは、基本的に打ち下ろしになっていて、打ち上げは数ホールしかない。

フェアウェイ/ツキサップゴルフクラブ

ツキサップゴルフクラブ フェアウェイ写真 ツキサップゴルフクラブは、コース作りにしっかり時間や資金を投入しているし、セルフプレーはできないコースなので、フェアウェイの状態で不満はないだろう。

特別な競技がない限りフェアウェイも広いが、メンテナンス能力が高いということで、いざ本気を出されてコースを作られると、フェアウェイを極端に狭くしたり、ラフを猛烈に伸ばしたり、状況が大きく変わることもある。

ラフ/ツキサップゴルフクラブ

ツキサップゴルフクラブ ラフ写真 ツキサップゴルフクラブのラフは、密度が濃いところは物凄く深かったりするので、刈り残しの所とかにたまたま入ったりすると、手が痛くなるほど粘る。深いとそう簡単には打てないよ、という感じはある。

グリーン/ツキサップゴルフクラブ

ツキサップゴルフクラブ グリーン写真 ツキサップゴルフクラブのグリーンは管理がよくて速いのだが、結構しっかり芝目がハッキリある。逆目は重く、順目はスーっと走ってしまうという、速いながらにも逆目と順目のメリハリがある。

フェアウェイから打てばちゃんと止まるし、ラフからだと止まりにくいという、ちゃんとした管理になっている。グリーン面が、1枚1枚違う作りになっているので、全体的に上からだと○○、のような統一した傾向は特に見あたらない。

バンカー/ツキサップゴルフクラブ

ツキサップゴルフクラブ バンカー写真 ツキサップゴルフクラブのバンカー砂は普通の川砂で、あまりサクサクでもなく、悪い印象はない。北海道の昔ながらの地場コースの砂だなぁ、という感じ。

練習場/ツキサップゴルフクラブ

ツキサップゴルフクラブ 練習場写真 ツキサップゴルフクラブの練習場はネットがない、距離のあるドライビングレンジが併設されている。

途中から急角度で打ち上げになっていて、気になる人もいるだろう。ドライビングレンジに練習用バンカーがあるので、SWを忘れずに。アプローチグリーンは非常に小さく、狭い場所に、しょうがなくくっつけたというような作り。

練習グリーンは広いが、本グリーンの速さの差が結構って、全然違う印象で当てにならない。コースの方が速いという印象がある。

攻略一口メモ/ツキサップゴルフクラブ

ツキサップゴルフクラブは1打目が基本的に打ち下ろしになっているので、高い球を打っていっても、あまりメリットがないコースと言える。

ドッグレックもあるが、あまりショートカットできるようなレイアウトもなく、結局、真ん中真ん中に打っていくのが一番いい結果になるだろう。400y以上の打ち上げのPAR4は、ボギーでいいと思ってやるしかない。

そういうホールはキッチリ手前から寄せられる設計になっているので、ちょっと短くても真っ直ぐ打っておけば、寄せワンが十分ある。無理にパーオンは狙わない。取れるところはキチっと取れるように、メリハリをつけたマネージメントが必要。

3番:1打目、思い切って右の斜面に打つ。左に引っかけてOBにならなかった場合も苦しい。もし左に入ったらおとなしく1打使って出すべし。

4番:PAR4だが、飛ばない人はPAR5だと思え。1打目が260y以上打てる人は思いきって。セカンドでグリーン面が見えないうえに、奥が浅いから、手前から転がして入っていく感じで。

7番:ティーショットで特に右が危ない。転がってOBになりやすい。フェアウェイが左前方に傾斜しているので、上手く合わせてドローが打てるといいが、引っかかると深い谷が待っている。

14番:右に木があるので左から回っていく感じで攻める。ティーショットが左目に打てればなんとかなる。

16番:打ち上げが見た目以上にありショートしやすく、手前のバンカーに入る人が多い。グリーンの左手前に残せれば、寄せワンもある。グリーンは奥から下りだが、実際にはそんなに速くはない。

※数字はホール数で、北市秀男が自分でラウンドする際に、特に注意するホールをピックアップしました。ラウンドの事前情報として参照してください。

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