北海道のゴルフコースと練習場
北海道ゴルフ場ガイド
桂ゴルフ倶楽部
北海道苫小牧市字植苗577-1
TEL:0144-57-5757 FAX:---
URL:http://www.pacificgolf.co.jp/katsura/
総評/桂ゴルフ倶楽部
R.T.ジョーンズJr.設計 グリーンの攻略がカギ
桂ゴルフ倶楽部は北海道でも数少ないオールベントの丘陵・林間コースです。木にセパレートされているので、曲げると苦しいけれど、本気で狭いなぁ~と思えるホールはわずかなので、意外と気持ちよく振れると思います。
R.T.ジョーンズJr.の設計で、近代的な趣のあるコース。グリーンも難しい。
新千歳空港から非常に近くアクセスも便利。
コースレイアウト/桂ゴルフ倶楽部
桂ゴルフ倶楽部は左ドッグもあるが、右ドックレッグの印象が強く、基本的にフェードヒッター向けのコースで、ドローヒッターは気持ち悪いホールが多いだろう。
セカンドで木が高くて気になるホールが何ホールかある。右ドックレッグのPAR4などで景色がかぶるホールがあって「あれっ、またこのホールに戻ってきたのか?」と思えるような錯覚を覚えるような人もいるかもしれない。そういう単調さがあるコースでもある。
総じて戦略的で、難易度も高い。
フェアウェイ/桂ゴルフ倶楽部
桂ゴルフ倶楽部のフェアウェイの芝は、オールベントで短く刈り込まれているのが特徴。
やはりターフを取っていくイメージの方が結果がいい人が多いかもしれない。
雨が降った後と、そうでないときの印象が違うが、基本的に下が柔らかい。
散水もガンガンやっているのであろうが、高い弾道を打っているとランが出な状況で、1打目の着弾点がディボットになって、バックスピンが多いと戻ってきてしまうような感じが多い。
ラフ/桂ゴルフ倶楽部
桂ゴルフ倶楽部のラフはたいして深くはない。
グリーン/桂ゴルフ倶楽部
桂ゴルフ倶楽部のグリーンは管理がよくて速い印象があるが、とにかく入らないグリーンで、強く打てれば入るのかもしれないが、タッチが弱いと左右に持って行かれてしまう傾向がある。
もちろん打てばオーバーしてしまうので、結局のところ、下から打てる状況を作らないといけないような気がする。
バンカー/桂ゴルフ倶楽部
桂ゴルフ倶楽部はグリーンまわりのバンカーが効いている。それでいて砂質が半端に柔らかい白い砂なので、慣れない人がバンカーの脱出に苦しむシーンを何度も見ている。
実際のところはさほど難しくなく、扱いやすい部類だと思うが、もし一度入れてしまって打ち出したらスグに外に出ずに、何回か砂を打って感触を確かめながら次回のトラブルに備えておくといいだろう。
練習場/桂ゴルフ倶楽部
桂ゴルフ倶楽部の練習場は以前は芝から直接打てたが、維持管理の都合からか数年前から人工芝の普通の打席になってしまった。ネットは一切なく非常に開けた視界の元、存分に練習ができる。
バンカーは大型のものが、ドライビングレンジの横に併設されている。
アプローチの練習もできるが、そこのグリーンはパターができるほどではなく、スピンやランの具体的な情報収集まではできない。
パッティング専用の練習グリーンはしっかりしていて、本コースとのスピード差はない。
攻略一口メモ/桂ゴルフ倶楽部
3番:2打目クリーク越えの難しいホール。ティーグラウンドでコースの全体像が把握できるロケーションにない上に、難しいから非常にやっかいだ。1打目のボールが残ったところがほとんど傾斜絡みで、平らな部分がクリーク手前のほんのわずかな部分しかなく、その場所自体もティーグラウンドから見えないので、どこに打っていののかキャディの言うことを信じて打つしかない。飛ぶ人はクリークに入ってしまうし、本当に難しい。セカンドも思い切って打つしかない。
6番:短いPAR4だが非常にハマりやすい。グリーンがおまんじゅう型になっている。考え方としては、短い寄せをしてもグリーン上で止まりにくいというという点から、飛ぶ人はドライバーでバンカーに入れるつもりで打っていく、飛ばない人は100yを残すイメージで、フルショットでバックスピンが得られる状況でグリーンが狙えるように戦略を立てた方がいいだろう。短いが楽勝のホールではなく、むしろボギーでいいと思って取り組むべきホールといえる。
12番:ドライクリーク超えで、ティーショットが狭い。だからといってどうすることもできない。とにかく曲げないこと。
15番:右側が全部池。レギュラーからならドライバーを持たなくても、残りはアイアンでいける距離なので、ちょっと左目狙いで左右のブレをコントロールしていくしかないだろう。
18番:左ドックレッグで急激に落ちているレイアウトなので、ここは一発、飛ぶゴルファーが軽いドローボールを打って、フェアウェイのセンターから軽いドローがかかると真下まで落ちていくのでメリットが大きい。傾斜の途中で止まるととんでもない左足下がりで打つことになるが、かといって1打目を刻むという選択肢もなかろう。思い切って左に引っ張っていっていいと思う。グリーンがすごく遠く見える印象があって、2打目の距離感が難しい。
※数字はホール数で、北市秀男が自分でラウンドする際に、特に注意するホールをピックアップしました。ラウンドの事前情報として参照してください。
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