スイング理論とアメリカ武者修行
ジム・マクリーンゴルフスクール
腕とシャフト
腕とシャフトの作る角度は148~152度、番手による変化はほとんどない
アドレス時の、腕とクラブの位置関係についてです。「ジム・マクリーンゴルフスクール」で私は、次の4点について指導を受けました。
- ハンドダウンが強すぎる
- 上半身が前傾しすぎ
- 手首の位置が体に近すぎる
- 腕とシャフトの作る角度を148~152度、に固定し、ボールの位置に注意してアドレスする
インストラクターが、多くのプロのアドレスを映像で見せてくれて、ほとんど全てのプロが腕とシャフトの作る角度を148~152度である事、番手による変化がほとんどない(ドライバーでもショートアイアンでも同じ)事を発見しました。ゴルフクラブの長さが違うので当然、腕とシャフトの作る角度も変化していると考えていたのですが、プロは上半身の前傾角度を変化させてアジャストしているようです。
タイガーウッズのアドレス
私のアドレス
G・ノーマンのアドレス ドライバーの場合
G・ノーマンのアドレス アイアンの場合
アメリカ人は背が大きく、ゴルフクラブもそれほど長くないので、152度前後が良く、身長が低く長尺のドライバーを使う日本人は、148度前後が良いのではないでしょうか。自分の身長と使用しているゴルフクラブの長さから一番良い角度を探してみる事をおすすめします。この角度が浅すぎる(ハンドアップ)とボールは右へ飛びやすく、深すぎると(ハンドダウン)左へ飛びやすくなります。
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