《音声》お客さまのゴルフ歴
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世間一般に、広く言われていることですが「悪いものが固まってしまう前に来た方がいいよ」というのは 本当にあると私自身思います。悪い癖を、筋肉が覚えてしまうとか、そういう事はないと思います。ただ癖を抱えながら、たくさんラウンドを重ねていくと、色々な要素が重なって、たまたまナイスショットが出て、その方なりの成功体験を何度か重ねてしまう。
当然、本人は「よしっ! これでいいんだっ」「これと同じことを次もやればいいんだ」という想いも芽生える。そういう積み重ねが多ければ多いほど、考え方が凝り固まってしまうのです。
ゴルフスイングを変えれば、一時的に当然当たらなくなります。ゴルフスイングを変えるという事は、ゴルフクラブを初めて握った時に戻るのと同じですから、当たらなくなるのは当然です。
しかし、人間とは都合のいいもので、たとえそれが一時的なものであっても、結果が悪くなることは受け入れられないのです。今の自分の技量に上積みされていく結果が出ない理論は「自分には合わないやり方だ」「間違ったやり方だ」という短絡的な評価に陥るのが一般的です。石川遼プロでさえ、新しいことに取り組めば一時的に苦しむのです。
自分の成功体験が多いほど、濃いほど、戻りたくなる恋しい場所が確立します。そこに逃げたくなるのは当然で、よほどの強い意志がないと、その場所は振っ切れないものです。
そういう意味では、ゴルフ暦が浅ければ浅いほど楽に自分を変えられる。もともと当たらないのも、ゴルフスイングを変えて当たらないのも、本人としては結果に大差は感じませんから、現時点で当たっていないほど都合がいいのです。
当店とお付き合いいただくと100切りするのがかなり早いという特徴を持っていて、私の自慢でもあります。
ある程度のキャリアをお持ちの方も、数年前に出した幻の自己ベストタイがポンと出た。それを更新した。という話が数多く聞こえてきます。
ある程度キャリアを積まないと、ゴルフ本来の楽しさも見えてきませんが。いずれにしても、脳が凝り固まってしまうとなかなか他人がほぐすことが出来なくなります。当の本人は他人の理論を否定しますので、なかなか前進出来ずに2年3年と停滞する時期がやってくるというのが一般的です。
自分を変えたいと思っている方が行動するのであれば、早ければ、早いほどいいことは事実だと思います。
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