スイング理論とアメリカ武者修行
ブッチ・ハーモンゴルフスクール
ゴルフスクールの紹介
ブッチ・ハーモンゴルフスクールへ
パームスプリングス滞在中に、ゴルフスクールをさらに幾つか回った後、タイガー・ウッズの元コーチとして有名な、ブッチ・ハーモンのゴルフスクールへ向かうため、ラスベガスへ移動。
悪天候の中、辿り着いたゴルフスクールには生徒の姿は見えず、ひょっとしてクローズ?かと心配になりましたが。中に入るとジョージという若いインストラクターが出てきて、無事ゴルフレッスンを受ける事が出来ました。彼の話によると、前の月にタイガーがスイングチェックに来ていそうです。たくさんの写真やVTRテープがあり、有名トッププロと同じ場所でゴルフレッスンを受ける期待感でワクワクしました。ここで得たゴルフスイング改造に役立つ話をご紹介します。
威厳を感じさせるブッチ・ハーモンスクールのプレート
ブッチ・ハーモンスクールのインストラクターと店主
ゴルフスクールの打席は雨でもOK
ゴルフアドレスの理想の前傾角度
理想の前傾角度とは?つま先・膝・肩関節が一直線
今回、ゴルフスイングを見てくれたのは、ブッチ・ハーモン・ゴルフスクールのインストラクター、ジョージ。当時、ラスベガスのスクールには4人のインストラクターがおり、彼は最年少との事でした。アメリカ全土でもハーモン本人から認められたインストラクターは10人前後との話。
整理整頓の行き届いた試打室に通され、ゴルフレッスン開始。まずショートアイアンからです。少し打ったところで“プリティ・グッド”(なかなか良いという意味か?)の声。ゴルフスイングのリズムが良いとの事。具体的には、テークバックとダウンスイングで、腕振りのスピードに差が少なく、安定しているとの事。褒められて気分良くなっていたのですが。
“でも、アドレスの形が悪い”と指摘される事に…
自信のあった部分だけに納得出来ませんでした。しかし、ビデオで一流選手と比較すると、確かに私の上半身は、かがみすぎになっていました。
写真左)私のアドレスは前傾40度
写真右)タイガーのアドレスは前傾49度
私の前傾は40度。タイガーの前傾は49度。この角度の適正値は、身長や使用しているゴルフクラブによっても異なるため、理想値は何度ですとは言い切れないのですが。「常につま先・膝・肩関節が一直線に並ぶ様にアドレスすると、ゴルフスイング中の体のバランスを保ちやすく、ボールも曲がらない」という事でした。感覚的には腕を振る様に意識すると良い様です。
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