おすすめゴルフ合宿って何?
ゴルフスタジオ(室内)だから解明出来る
ゴルフスタジオ(室内)だからこそ見える事実。人間の調整力を封印する。
SGAゴルフレッスンスタジオの打席は、左右兼用で1打席3Fにある室内打席になります。ゴルフ合宿と言ってもゴルフスタジオで打つのでは練習にならないのでは?と、お思いになっていませんか?もちろん芝からの練習は大きな意味があります。しかし、実は室内は室内で大きなメリットもあるのです。
初めてフィッティングに来られたお客様がいました。その方は「普段から引っかけばかり出て困っている」とおっしゃっていました。早速、その方が当ゴルフスタジオの室内打席で打ち始めたところ、なぜか弾道計測器はスライスの結果を表示しました。何度やってもスライスの球が出ますし、お客様のゴルフスイングを見ても明らかにスライスを打つ動きになっています。 話が大きく食い違っているので改めてお客様にお聞きしたところ、やはりコースでは引っかけフックとのこと。これはおかしいと思い、いろいろ話を聞いていくと、そのお客様は実際に打つときに無意識に特別な方法で調整をかけて根本はスライスのゴルフスイングをしつつ、調整してフックの球を打っていたことがわかりました。
室内打席の良いところは、打った球の行き先が本人には見えないと言うことです。当ゴルフスタジオの打席は少しだけ奥行きがありますので、慣れてしまえば打ち出した方向や角度などもわかってしまうのですが、普段、室内打席で練習をする機会が少ない方にとっては、ここは素のゴルフスイングが出てしまう場所なのです。
そのお客様はとても器用な方でした。普段(室外)は打席で実際に1球打ってボールの動きを確認すれば、ある程度の調整が行えている方だったのです。そういった調整は上級者になるほどできてしまうものです。しかし室内では打った球筋が見えません。なので調整能力が封印されて、素の自分のままゴルフスイングを続けていたわけです。弾道のデータ、ご自身がゴルフスイングしている動画の解析、クラブヘッドとボールが衝突する瞬間の超高速撮影映像など、様々なデータをご覧いただき、ご自身の根底はスライサーだということを納得していただきました。
このように室内打席というのはゴルファーの素顔を映し出します。慣れないと物足りなさを感じるかもしれませんが。打感やフィニッシュの状態など普段は打ったボールに気を取られて意識していない部分に注意が向けられたり、ゴルフメーカーの研究室が使うような精密測定器をたくさん使って、同時に様々な解析ができるなど実際には室内であることのメリットは多いのです。
このような手法が、新しい角度から自分を見つめるいいきっかけになってくれると思います。
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