スイング理論とアメリカ武者修行
マイク・スミスのゴルフレッスン
日本人にありがちなゴルフスイングの誤解
マイク・スミスは、日本人ゴルフ留学生を数多くゴルフレッスンしてきた経験から、日本人にありがちなゴルフスイングに対する誤解や、悪い動作を良く知っていました。その中から大切と思われる事をいくつかお話します。
まず、スタンスについてです。「スタンスは肩幅に」とは、よく聞く話です。非常にシンプルな表現に聞こえますが、具体性に欠ける、典型的な表現のひとつです。
“両肩関節の幅と、両足の内側の幅を合わせる”が本来意味する事です。これは簡単に確認出来ます。
写真の様にスタンスして、シャフトを足の内側、地面に垂直にセットして、シャフトが腰の幅と一致する程度がベストです。試してみると分かりますが、かなりのワイドスタンスに感じます。私たち日本人のスタンス幅は狭すぎて、腰のズレや回転過多の原因になっている様です。
正しいスタンスは、シャフトを足の内側・地面に垂直にセットして、腰の幅と一致させる
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