スライス・フックの原因とゴルフクラブ
ロフト角が原因となる飛距離のロス
ゴルフクラブのヘッドには10度と表示されているのに、とにかくボールが高く上がり、ランしない状態で飛距離が出ない、と悩んでいる人が多いのではないでしょうか。
まず、本当に表示どおりのロフト角なのか、正確に測定して確認しましょう。
メーカーやモデルによっては、表示より現実は1.0~2.0度も大きく、10度表示でも現実は12度ということは日常的に起きています。特に女性用ドライバーのロフト角は要注意です。
ロフト角が大きければボールの打ち出し角が高くなります。同時にボールのバックスピン量が多くなり、吹き上がり気味の弾道になるとランがなくなり、キャリーとランを合計したトータルの飛距離のロスが発生します。とにかくボールが上がるゴルフクラブが多くなっています。スライスしにくい効果はありますが飛距離的には損をしています。
飛ばないのは、あなたのゴルフスイングせいだけではないかもしれません。
大手メーカー製のゴルフクラブで、ロフト角が狂っている実例は『新品ゴルフクラブの精度検証』に動画で掲載しています。
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