北海道のゴルフコースと練習場
北海道ゴルフ場ガイド
ニドムクラシックコース
北海道苫小牧市字植苗430
TEL:0144-55-5111 FAX:---
URL:https://www.nidomcc.jp
総評/ニドムクラシックコース
距離感がキーポイントになる戦略的コース
ニドムクラシックコースはイメージからか、道外からの旅行者、道外からの赴任者に人気がある。ニスパはホールの配列が良くないせいか、ホール間の徒歩距離がとても長くとても疲れるので、歩きに自信がない人はやめてもいいかも。
ニスパは右ドッグばかりで、しかもレギュラーティーからやると、230y以上打てない。ショートカットもあるが木は高いので難しい。イコロは比較的ドッグレッグはなく、林でセパレートされていて真っ直ぐという感じで、距離は結構ある。ショートホールもみんな長いし、ニスパより距離的には苦しい。場所によるかもしれないが地面が柔らかいところがあって、雨が降ると高台はいいが、下の方でしばらくボールが埋まったりするゾーンができたりする。
蚊が多い。宿泊施設もあって、クラブハウスはゴージャス感が溢れている。クラブハウスの食事は高い。同じような値段で、併設のホテルの方でランチバイキングをやっているので、時間によってはそっちの方が狙い目。
コースレイアウト/ニドムクラシックコース
ニドムクラシックコースは林間と丘陵コースが合体したようなコース。思いのほかアップダウンが大きい。池がらみもあるが、片側は逃げられる構造なので大丈夫だ。
フェアウェイ/ニドムクラシックコース
ニドムクラシックコースの芝は北海動的な芝種で、新しいコースのわりにはオーソドックスだ。
ラフ/ニドムクラシックコース
ニドムクラシックコースのラフは夏場はそれなりにキツイが、管理がしっかりしているのでそんなに問題はない。
グリーン/ニドムクラシックコース
ニドムクラシックコースのグリーンは大きくて小さい傾斜がいっぱいあるので、遠くに乗ると3パットが見えてくる。
全体的にセカンドの距離感がわかりにくい印象がある。結局ヤーデージの表示を信じるしかない。グリーン周りのスペースが結構広いので、グリーンに対して背景が離れているので、状況に応じて、遠く見えたり、近く見えたりする。私はニドムで距離がビタッと合ったためしがない。
そういう意味では、自分が持っている絶対距離感を狂わすものが存在していて、自分の感性が全て裏切られるので好きではない(笑)
バンカー/ニドムクラシックコース
ニドムクラシックコースのバンカーは柔らかい印象があるが、距離感も出しやすく問題はない。
練習場/ニドムクラシックコース
ニドムクラシックコースは練習場がとても離れているので、事前に動きたいゴルファーは早く行かないとダメ。
クラブを何本か持って、スタート室近くから出るシャトルバスに乗るのが一般的。施設は充実していてレンジも広い。手前には寄せ、バンカーの練習もしっかりできるようになっている。
攻略一口メモ/ニドムクラシックコース
ニ7番:フェアウェイの真ん中に大きなバンカーがあって、なかなか超えない。右に逃げるのが無難。
ニ9番:距離感が全くわからないショートホール。どうしようもない。打ち下ろしで風の影響も受けやすい。
ニ16番:サービスホールでもあるが、はまりやすくもある。飛ぶ人はフォローの時は転がって池まで行くことがある。セカンドは左足下がりで距離感が難しい。
ニ17番:えげつないショートホールで、すごい打ち上げで、グリーンの真ん中から前側がものすごい受けグリーンになっていて、奥からは止まらない。手前から攻めるべし。
ニ18番:右にブッシュアウトしやすい。左の斜面に残ることも多い。セカンドもかなりの距離残るし、グリーン面も大きいので半端に遠い所に乗るなら、乗らない方がいいくらいだ。
ビ5番:3度クリークを超える名物ホール。1打目は飛ぶ人なら、あまり消極的に真っ直ぐに打ちすぎると突き抜ける可能性がある。ティーグラウンドからは見えないが、左は意外と深いので、飛んでいればラフがポケットゾーンになって何とかなる。右に行っても右側からの木が邪魔で、無理してウッドで打って失敗する人が多いので、思い切って左に刻みもありだ。非常に疲れるホールだ。水も綺麗で美しいのだが、ショットごとに緊張感を何回も連続で強いられるので大変だ。
※数字はホール数で、北市秀男が自分でラウンドする際に、特に注意するホールをピックアップしました。ラウンドの事前情報として参照してください。
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