《動画》Aタイプ・Bタイプ切り分け方法
北市秀男式ゴルフスイング6分類。Aタイプ・Bタイプ切り分け方法の解説を動画でご覧いただけます 。
ゴールデンウィーク(2024年)
5月4日(土)〜5月7日(火・定休日)は、お休み致します。
5月8日(水)より、通常どおり営業を致します。
北市秀男式ゴルフスイング6分類。Aタイプ・Bタイプ切り分け方法の解説を動画でご覧いただけます 。
まず最初の切り分けは、テークバック~トップを中心に、ゴルフスイング全体に注目します。
下半身がおおむね止まった状態で上半身だけでテークバックするタイプ(Aタイプ)か。下半身の回転が多く、下半身から上半身へひねり上げるようにテークバックするタイプ(Bタイプ)かで別れます。Aタイプでは、腰の回転は時計回りに20°程度、Bタイプだと45°近くまで回転しています。
具体的には、上にある動画をご覧ください。
ゴルファー全体の7割が、このAタイプに属しているといった感覚です。
ボーリングで例えるなら、助走せずにベッタリ止まった状態から、その場で利き腕だけでボールを投げるようなタイプです。トップの位置で、右股関節の上に体重が乗らない状態で、右股関節の伸び上がりや右へのスエー、リバースピポッドなどが見られるのが特徴です。
このスイングタイプのメリットは、キャリアをたくさん積んで再現性高くゴルフスイングできるようになれば、下半身のブレが少ない分、フェースの芯でボールをヒットする確率が高いことにあります。
デメリットは、筋肉量が格段に多い下半身のパワーを使うことができませんので、飛距離が圧倒的に短くなるということです。身体が硬い人が、このグループに属する傾向が強いのも事実です。Bタイプのゴルフスイングと比較すると、ドライバーの飛距離で最低でも20y、多ければ40y以上違う場合も珍しくありません。
Aタイプのゴルフスイングの人は『ゴルフスイング分類 A1 or A2』をご覧下さい。
ゴルファー全体の2割が、このBタイプに属しているといった感覚です。
一般的に例えられる、でんでん太鼓の動きのように、全身を効率的に使うことで、その人が現在備え持っている最大の力をボールに伝えていける可能性があるスイングタイプです。
トップの時点で、これからダウンスイングで使っていく巨大なパワーが、右の太ももなどに蓄積されています。私は、前記Aタイプの方には、このBタイプへの移行を勧める場合が多いです。身長が高く、筋肉量も多く、7番アイアンで180y飛ぶところを160yに抑えてでも、方向性をとりたいような欧米型の体格の方は別ですが。一般的な日本人は、ある程度の飛距離を確保しながらゴルフをしていった方が結果が出やすくなります。
また、使っている筋肉量が多いので、加齢に伴う飛距離ダウンが、Aタイプと比べると緩やかです。長くゴルフを楽しむためにも、Bタイプのゴルフスイングを目指す価値があるのです。
Bタイプのゴルフスイングの人は『ゴルフスイング分類 B上 or B下』をご覧下さい。
※判定の注意
自分のイメージではなく、あくまでゴルフスイングの結果から判断して下さい。Aタイプのゴルファーが、Bタイプにゴルフスイングを改造する場合は、自分の常識ではあり得ないほど極端に動く必要があります。それだけ極端に動いても、映像で確認すると、あまり変わっていない事に驚かれる方がほとんどです。
《NEXT》→『ゴルフスイング分類 A1 or A2』