ゴルフクラブメーカーの実態と評価
ゴルフクラブの真実と評価
PING（ピン）ゴルフクラブ評価
PING G20 TFC330H TOUR/S
シャフトは80gを超えていてカーボンとしては重い。セラーノなどの重くて緩いタイプではなく今度のは硬くて重いタイプになっているので、しっかり振らなければいけないのはツアーの名前のとおりだと思う。ある程度パワー的に自信のあるゴルファーが持つべきシャフトだ。 逆に言うと、このカーボンよりスチールシャフトの方がスカッと振れるという人も結構出てきそうな印象があるくらいだ。
曲がらないという意味では、やはりツアーシャフトに軍配が上がり、これはこれでいい設定だと思う。どちらかというと上半身で叩きにいくゴルファーの方が結果が出やすい可能性がある。
構えて上から見ると、G15と比較してとんでもなくフラットに見えるヘッドになった。トップラインの角度が2°違うのだが、それだけでとてもフラットに見えて、しっかり振ってもフックしない気分になる、という面で効果は大きい。
実際に打ってもフックはほとんど出なくなっていて、1発目からほとんど真っ直ぐに飛んでいる。バックスピン量がしっかり出ている割に飛距離も稼げているので、ボール初速が速いということだ。23°でこの飛距離は相当飛んでいるゴルフクラブなので、この値段なら十分満足できるクラブなはずだ。
3番アイアン、4番アイアンは打てないというゴルファーは、アイアンと大して値段も変わらないし、こっちを選んだ方がいいかもしれない。17°から30°までのバリエーションがあるので、6番アイアンを抜いてこのハイブリッドを選択する事も出来る。アイアンは7番まででそこから上は全部ハイブリッドという選択もあるのだ。
2011.8.5
| 打ち出し角 | 2（5：高い 1：低い） |
|---|---|
| ボール初速 | 3.5（5：速い 1：遅い） |
| バックスピン | 2（5：多い 1：少ない） |
| つかまり具合 | 3（5：多い 1：少ない） |
| 打 音 | ノーマル |
| 操作性 | 3（5：良い 1：悪い） |
| シャフトの調子 | 元 |
| 体力レベル | 3.5～5（5：必要 1：必要ない） |
| ゴルフスイングの分類 | 全タイプ可 |
※表中の『ゴルフスイングの分類』は、北市秀男式ゴルフスイング6分類に基づいて解説しています。詳細に関しては、表中のリンクから飛ぶことができます。
ピンに関するメーカー総合評価は『PING（ピン）評価評判・口コミ』をご覧下さい。
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