ゴルフクラブメーカーの実態と評価
ゴルフクラブの真実と評価
PING(ピン)ゴルフクラブ評価
PING i20 TFC707F/S
クラブヘッドの形状は極めていい。ちょっとビックリするような飛距離が出る。打ち出し角が低めだがボールが浮かないワケではなくて刺さるように飛んで、極めて少ないバックスピン量で飛距離が稼げるクラブに仕上がっている。
左に引っかからないゴルフクラブになっているのはハッキリしていて、相当打ちに行っても大丈夫だ。普段からフェアウェイウッドで打った時に、球が左に行ってしまって涙を飲んでいるゴルファーにはいいんじゃないかと思う。ただそれなりに振れる能力がないと厳しいがフレックスXと比較すれば楽になっている。極めて薄くたわんでいるタイプで、メーカー側の表記では中元になって、機械的な計測ではそのようなデータになるのだと思う。ハードヒッターが「これはいい!」と言いそうな特性だ。これが標準シャフトの価格で買えるなら高価なカスタムシャフトはいらないかもしれない。
今はフェアウェイウッド専用のシャフトがあまりないので、ドライバー用のカスタムシャフトを切って使うより、こういったシャフトを選択した方がよっぽど良いという面もあるので、フレックスとシャフトのタイプを間違えなければ結構いいかもしれない。
2011.12.21
打ち出し角 | 2.5(5:高い 1:低い) |
---|---|
ボール初速 | 3.5(5:速い 1:遅い) |
バックスピン | 2(5:多い 1:少ない) |
つかまり具合 | 2.5(5:多い 1:少ない) |
打 音 | やや高め |
操作性 | 3(5:良い 1:悪い) |
シャフトの調子 | 中 |
体力レベル | 3.5~5(5:必要 1:必要ない) |
ゴルフスイングの分類 | 全タイプ可 |
※表中の『ゴルフスイングの分類』は、北市秀男式ゴルフスイング6分類に基づいて解説しています。詳細に関しては、表中のリンクから飛ぶことができます。
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