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ゴルフクラブの真実と評価
ヤマハ ゴルフクラブ評価
ヤマハ インプレスX Vフォージド ツアーAD AD-75S
構造的にスイートスポットが大きいと思える要素は無く、肉薄化で重心位置を下げる事優先といった印象。クラブヘッドの外周部分には、微妙な補強がなされている雰囲気はあるので、面剛性も意識されている事自体は伝わってくるので、ギリギリ肉を削いだんだろうなという姿勢は伝わってくる。ツアーモデルよりロフトが2°立っており、その分打ち出し角も低くなっている。
ブラインドテストをしたら、Vフォージド・ツアーモデルとの差に気が付かない可能性すら感じるほど打球感は似ている。ツアーモデルがマッスルバックっぽくないという面もあるが、これはこれでキャビティのアイアンを打っているという感覚は無く、両者が近い様に感じるのかもしれない。肉薄にした弊害としての打感の悪さは無く、こういった形状としては嫌なバイブレーションない事は高く評価できる。
バックスピン量が劇的に少ないので、飛距離になるアイアンではあるので、タイトリストなどのちょっと苦しいアイアンを持って上手くいっていないゴルファーが持つと、良く感じるかもしれない。
このシャフトは75gあるので、カーボンとしては比較的重さがある。クラブヘッドも走るので、ゴルファーによってはありがたいシャフトになるだろう。
2012.10.17
打ち出し角 | 2.5(5:高い 1:低い) |
---|---|
ボール初速 | 3.5(5:速い 1:遅い) |
バックスピン | 2.5(5:多い 1:少ない) |
つかまり具合 | 3.5(5:多い 1:少ない) |
打 音 | ノーマル |
操作性 | 4(5:良い 1:悪い) |
シャフトの調子 | 中 |
体力レベル | 2.5~3.5(5:必要 1:必要ない) |
ゴルフスイングの分類 | 全タイプ可 |
※表中の『ゴルフスイングの分類』は、北市秀男式ゴルフスイング6分類に基づいて解説しています。詳細に関しては、表中のリンクから飛ぶことができます。
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