ゴルフクラブメーカーの実態と評価
ゴルフクラブの真実と評価
SYB ゴルフクラブ評価
SYB VESPO FC-614 N.S.PRO GT700/S
スチールライクな動きのあるシャフトなので スチールシャフトのアイアンを使っている人が、その流れでFWを振りたいという場合に適している。
N.S.PROは、もともとスチールシャフトのメーカーだが、カーボンシャフトを作って17~8年近くになるので、そろそろ設計ノウハウの蓄積が進んできて、いい1~2年は、ドライバー用、フェアウェイウッド用共に、製品として評価のいいものをアウトプットできるになってきた印象がある。このシャフトも日本のプロはあまり使っていないが、米国の女子プロなどでは使用率が高いシャフトでもある。使用率に対しては、その性能とは別に、選手対策的な要素が絡んでくるので、イコール性能が高いと言い切れない部分はあるが、それでも米国ツアーの女子プロ達でも、入れたら試合に使えるという意味では、一定の水準をクリアしていることに間違いはないだろう。
クラブヘッド単体の性能や特徴に関して。クラブヘッドは2003年頃にデビューしていて、非常に息が長いモデルになっている。低重心、かといって打ち出し角が高くなるわけでもなく、非常にロースピンで良く飛ぶフェアウェイウッドである。#3と#5はキャリーに大きな差はなく、#5だとキャリー後のランが少なく、#3だとランが多くなることで、トータル飛距離に差が出るといっていい。当スタジオの弾道解析装置は、キャリーの飛距離を一定値でカットしてしまっているので、実際はもっと転がって、最終到達距離は遠くまで行っている場合が多いので、その辺を含んでデータを参考にしてもらえるといいだろう。特に#3は、ドライバーとの飛距離差が、あまりないというお客様が多くいらっしゃるのも事実だ。
構造的にはフェース面で溶接せずにソール溶接という、今としては非常に珍しいタイプである事が特徴的。他メーカーは大抵フェース溶接で、フェース面をレーザー溶接するわけだが、その方が薄くできるので、溶接時間が短くて済むという事で、生産効率、コストダウンの観点から、その方法を選択するメーカーが多い中、厚いソールを溶接するこの手法は時間がかかるものの、こちらの方が成果が出るという事で、2008年の新モデルもその構造を引き続き採用している。
アゲインストに非常に強いのが、大きな特徴。
2008.5.14
打ち出し角 | 3.5(5:高い 1:低い) |
---|---|
ボール初速 | 4(5:速い 1:遅い) |
バックスピン | 2(5:多い 1:少ない) |
つかまり具合 | 3.5(5:多い 1:少ない) |
打 音 | やや高め金属系 |
操作性 | 4(5:良い 1:悪い) |
シャフトの調子 | 中 |
体力レベル | 4~5(5:必要 1:必要ない) |
ゴルフスイングの分類 | 全タイプ可 |
※表中の『ゴルフスイングの分類』は、北市秀男式ゴルフスイング6分類に基づいて解説しています。詳細に関しては、表中のリンクから飛ぶことができます。
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