ゴルフクラブメーカーの実態と評価
ゴルフクラブの真実と評価
コブラ ゴルフクラブ評価
コブラ S2 ATTAS 6S
フルチタンヘッドで、構造的にはバックスピンがある程度出るはずなのだが、ZLよりバックスピン量は少ないので、このヘッドはランが出るタイプだと言える。見た目はシャローバック系の印象はあるが、特性はまた別物で特徴がある。ボールがつかまってもバックスピンが出ない傾向も見て取れる。北海道に多い、体力があるゴルファーが使うとハマるゴルフクラブのひとつと言える。
構えた時に、白いスコアラインの幅が広く見えるのが個人的には気になる。地の部分が広すぎるのだが、一方ではスイートエリアが広いという事にもなるので、それはそれで良しとしておこうか。
これはスゴイ元調子のシャフトで、左に行きにくい。ボールが上がりにくいという特性があって、球筋を補正する意味では価値はあるが、それ以外の価値はない。ボール初速は遅いし、ボールは押せないし、モサッとしているし。でもこれが8Sとか8Xなどの、プロが使えるようなスペックになると良くなる。
このシャフトは弱いスペックを買ったら一般的にはダメなのである。プロの評判が良いからと言って、一般ユーザーに降りてきたものが良いとは限らない。噂で物を買ってはいけないという、良い例のひとつだ。
ボール初速が速くなるようなシャフトでは無いのだが、球が上がりすぎて飛距離をロスしているゴルファーが、球が上がりにくくなって、結果として飛距離がプラスα伸びるということもある。このへんはフィッターの腕前次第というところで、ストライクゾーンが広いシャフトとは言えない。
2010.1.15
打ち出し角 | 1.5(5:高い 1:低い) |
---|---|
ボール初速 | 2.5(5:速い 1:遅い) |
バックスピン | 3.5(5:多い 1:少ない) |
つかまり具合 | 2.5(5:多い 1:少ない) |
打 音 | ノーマル低め |
操作性 | 2.5(5:良い 1:悪い) |
シャフトの調子 | 元 |
体力レベル | 3~4(5:必要 1:必要ない) |
ゴルフスイングの分類 | B下全般 |
※表中の『ゴルフスイングの分類』は、北市秀男式ゴルフスイング6分類に基づいて解説しています。詳細に関しては、表中のリンクから飛ぶことができます。
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