ゴルフクラブメーカーの実態と評価
ゴルフクラブの真実と評価
タイトリスト ゴルフクラブ評価
タイトリスト 913 D2 ディアマナ B60S
形状は910とあまり変化を感じないフォルムになっている。違うのはウエイトの形や位置といった感じ。ゴルフメーカーの説明では、スイートスポットを外した時でも飛ぶ様になったという話しで、フェースがプレスした材料をフェース面で溶接するタイプになっている。
板材で買った成分調整されたものを叩いて溶接する事で、クラブヘッドごとの反発係数の個体差をなるべく均一化させ、製品としての反発係数の中央値を上げたものと思われる。
振りにいった感じは70と大差ないが球がつかまらない。ランバックスやGTだと「右かな?」と思っても真っ直ぐ行っているに対して、このシャフトは自分で真っ直ぐ行っているつもりが、右に行っているという状況なので、相当つかまりの悪いシャフトだという印象だ。
B60はつかまり過ぎるゴルファーが持つと丁度良いが、ゴルフスイング的にボールのつかまりが出せていないゴルファーが持つと、プッシュアウト系のスライスが出る可能性が高いと思う。しかし右へ逃がしながらもロースピンのデータが出ているので、このシャフトは先端部を強化するなどのロースピン対策がなされているものと思われるシャフトだ。
一本調子の中調子なので、真ん中の緩いところが良いタイミングで戻るか戻らないかで、どういう球が出るかハッキリ決まってしまうシャフトで、中・中元・元調子シャフトの「昔はみんなこうだった」という特性を持っている。人間に精度を求められず、球が散る感じが出ない現代的シャフトを振り慣れていると、このシャフトは少しシビアに感じられるかもしれない。敏感で真っ直ぐ飛ばすのは難しいシャフトだ。
2012.11.29
打ち出し角 | 3.5(5:高い 1:低い) |
---|---|
ボール初速 | 3(5:速い 1:遅い) |
バックスピン | 2(5:多い 1:少ない) |
つかまり具合 | 2.5(5:多い 1:少ない) |
打 音 | やや高い |
操作性 | 2.5(5:良い 1:悪い) |
シャフトの調子 | 中 |
体力レベル | 3~4(5:必要 1:必要ない) |
ゴルフスイングの分類 | Bタイプ全般 |
※表中の『ゴルフスイングの分類』は、北市秀男式ゴルフスイング6分類に基づいて解説しています。詳細に関しては、表中のリンクから飛ぶことができます。
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