ゴルフクラブメーカーの実態と評価
ゴルフクラブの真実と評価
タイトリスト ゴルフクラブ評価
タイトリスト VG3 ドライバー
パット見た第一印象は915と同じようデザインだという印象だが、ドライバーのソールにあるスリットがVG3の方が弱い衝撃でも機能する設計になっている。実打でも打ち出し角が結構低くなっていて。それがロースピンにもつながり、低打ち出し角でロースピンという結果がハッキリ出ている。
ヘッドのデザイン的にはとても良く、粗を見つけるのが難しいくらいで構えた瞬間にいいヘッドだなと思えた。ロフトをマックス2度プラスで打ってみたところ(12.5度)打ち出し角も高く出て、バックスピン量も増えた。ライ角やロフト角を変えると、しっかり結果も変化するヘッドだと言えるので、いろいろ試してみることを推奨する。
飛んだ気になる打音、手応えがある。フェースの材料がSP700チタンになっているのだが、この素材は日本製で時期的には高反発時代のチタンになる。私もヤマハの設計技術者だった頃はこの素材をいち早く使った記憶があるが、この素材でヘッドを作ると高反発になってしまうのがセオリーだったので、今は裏側の肉厚の制御などでルールを満たしつつ、ギリギリの高い反発係数を実現しているのではと推測され、期待が持てる。
純正シャフトは手元側にタングステンが入っている影響で、手元側がちょっと硬いなという印象。社外シャフトとしてはGP5やクロカゲMX、スピーダーエボリューション㈼569などが選択肢になってくるが、GP5は打ち出し角もバックスピンも低すぎる。クロカゲMXもある程度打てないとバックスピン量が少な過ぎて辛い状況になるだろう。
スイングに大きな問題があるとクラブを変えるだけではダメ…どうすれば?
このヘッドにカスタムシャフトを選択すると本体価格で11万円になるので、グローレやゼクシオのポジションを取りに行こうとしている様に見える。ヘッドスピードが少し落ちてドライバーの飛距離が物足りなくなってきたゴルファーに対応している。グローレやゼクシオと、このVG3の三つどもえと言ったところだ。純正シャフトは三菱製と考えられて、定価は8万8千円。私は基本これで十分足りると思う。当店の試打クラブとしては現状メーカーが作っているシャフトで最も軽量で切れがあるスピーダーエボリューション㈼474R2に、このヘッドと組み合わせて打ってもらうつもりである。
※表中の『ゴルフスイングの分類』は、北市秀男式ゴルフスイング6分類に基づいて解説しています。詳細に関しては、表中のリンクから飛ぶことができます。
タイトリストに関するメーカー総合評価は『タイトリスト評価評判・口コミ』をご覧下さい。
『ゴルフクラブの真実と評価』をご閲覧頂き、有り難う御座います。ご閲覧頂いたクラブ評価のページは当サイトでも人気のあるページです。
毎日、多数のお客様が各メーカーのクラブ評価を閲覧頂いており、このページを参考にゴルフクラブの購入を考えておられる方もおられると思います。
試打評価を参考にしていただくことは嬉しい事ですが、ゴルフクラブ購入の際、失敗しない為にも必ず試打をして、性能を確認してから、ご購入頂く事をお勧めします。
当店のホームページには
『中古クラブの問題点』
『ネット購入したゴルフクラブの問題点』
『危険なクラブフィッティング』
などの有益な情報もあります。熟読していただき参考にしてください。
クラブを何度買い換えても
ボールが飛ばない…
ボールが曲がる…
安定しない…
などの現象が改善しない場合は、スイングそのものに大きな問題点があると推測できます。
私はそれを見つけ出し改善する事が出来ます。一人で悩まずご相談ください。
サイエンスゴルフアカデミーのクラブフィッティング、ゴルフレッスン内容を知りたい方は
『ゴルフレッスン・スイング改善』
『適切なレッスンコースを知る』
『おすすめゴルフ合宿って何?』
を熟読していただき、ご来店をご検討ください。
《NEXT》→『タイトリスト VG3 フェアウェイウッド』