ゴルフクラブメーカーの実態と評価
ゴルフクラブの真実と評価
ダンロップ ゴルフクラブ評価
スリクソン Z-TX TOUR MIYAZAKI 氷 72S
1球目からド真ん中に当たって真っ直ぐ飛ぶから、ゴルフクラブの出来としては癖がなく、非常に良い出来映えなのではと思える。
振り切りが良い。元調子なので多少厳しくて、難しいという意識で振ったのだが全くそんな感じがなく振れた。元調子だなという感覚は薄くあるのだが、元調子だけれどヘッドの出が悪いとか、そういう感覚はないので極端な元という感触はない。
データ的には2キック系の数値は見て取れないのだが、振った感覚では手元側の他に先側に極めて薄い2キックの特性が感じられて、切り返しで引き込んだ時には手元側が効いて、インパクトの時に先端側がボールをくわえる感覚がある。
このヘッドの9.5°はパッと見た感じでは9°くらいにしか見えなくて、凄くスクエアフェースだし、ちょっとスライスする様なイメージがわくほどだが、右にもいかないし、左にもいかない。3球連続でサイドスピンが出ないので、いろいろ組み合わされて良い状態なのだと思う。本当のアスリートハードヒッターだと無理かもしれないが、そのちょっと下のゾーンにいるゴルファー(240~60y打っている)層であれば、ものすごく安定したボールが打てる可能性が高い印象がある。
430ccで形も良い。フェースの見え方が良い印象があって、アドレスした時に塗装されていない面が左右均等に見えて構えやすい。バックスピンが多く吹け上がり症のゴルファーには良いかもしれない。
2010.10.25
打ち出し角 | 3(5:高い 1:低い) |
---|---|
ボール初速 | 2.5(5:速い 1:遅い) |
バックスピン | 2(5:多い 1:少ない) |
つかまり具合 | 3(5:多い 1:少ない) |
打 音 | 柔らかめ |
操作性 | 3.5(5:良い 1:悪い) |
シャフトの調子 | 中元 |
体力レベル | 3~4.5(5:必要 1:必要ない) |
ゴルフスイングの分類 | Bタイプ全般 |
※表中の『ゴルフスイングの分類』は、北市秀男式ゴルフスイング6分類に基づいて解説しています。詳細に関しては、表中のリンクから飛ぶことができます。
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