ゴルフクラブメーカーの実態と評価
ゴルフクラブの真実と評価
ダンロップ ゴルフクラブ評価
XXIO 7 フェアウェイウッド MP700/S
ヘッドの見た目は何の問題もない。ややフェースがかぶっている感じはあるが、許容範囲だ。前モデルと比較してライ角がアップライトに見えるのだが、実数字は変わっていない。見た目にそう見えるデザインという事だ。
Sだからといって、硬さは感じられないが。打ち出される球のバックスピン量が全然少ないという特徴が見られる。バックスピン量の変化は様々な要因が考えられるが、ここではシャフトが硬くなると、バックスピン量が下がる構造もあるんだろうと考えられる。実際に打った感覚でも、こいつは飛ぶんじゃないですかね。という感じのゴルフクラブになっている。
力があるなら思い切ってSを選択してもいいケースも多いと思う。MP700の特徴として、RとSとでは明確な性能差があるのだが、感覚的には急に硬くなってる感じはないのだが、結果の数字がは全然違う事が見て取れる。サイドスピンも減っているし、バックスピンはとにかく全然少ないので、今までのフレックス選択の自己基準に捉われず、試打をして結果的に良い方を取れば良いんじゃないかと思う。そういう面では、理想のゴルフクラブが手に届きにくいゴルフクラブとも言えて、選択スペックを絞り込む過程で難しい部分もあるかもしれない。「俺はヘッドスピードいくつだからRだ」という話ではくくれなくなってくるのだ。
この性能からして、イメージとしては「俺はあまり球が浮かないんだよな」というタイプの人はRを取った方が良く、球はとにかく上がるんだという人はSを取っちゃった方が球は上がらなくなるので、球は良く飛ぶという傾向になる気がする。
グリップ重量が数グラム増加しているそうで、前モデルと比べるとグリップの右手に来る部分が太くなっている感じがあって、使用感は良い感じになった。
2011.11.16
| 打ち出し角 | 3（5：高い 1：低い） |
|---|---|
| ボール初速 | 3.5（5：速い 1：遅い） |
| バックスピン | 2（5：多い 1：少ない） |
| つかまり具合 | 3.5（5：多い 1：少ない） |
| 打 音 | やや高い |
| 操作性 | 3（5：良い 1：悪い） |
| シャフトの調子 | 中 |
| 体力レベル | 2.5～4（5：必要 1：必要ない） |
| ゴルフスイングの分類 | 全タイプ可 |
※表中の『ゴルフスイングの分類』は、北市秀男式ゴルフスイング6分類に基づいて解説しています。詳細に関しては、表中のリンクから飛ぶことができます。
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