ゴルフクラブメーカーの実態と評価
ゴルフクラブの真実と評価
PING（ピン）ゴルフクラブ評価
PING G25 LT50i/R
クラブヘッドはソールが驚くほど薄くなった。全体像は今までのG20をちょっと上級者嗜好に振ったイメージになっているが、打ち出し角は高いし難しいという感じはないので、ソールが狭くなって見栄えが良くなったという感じだ。設計要素としてゴルフ初心者向けの性能は残っているので、逆に中九社から上級者でも使えるクラブヘッドと言えるだろう。グースも極端な感じではなく見栄えもいい。
トップブレードはまだ厚いというゴルファーがいるかもしれないが、極端にブ厚いという感じでもない。重心を下げるために全体が薄くなっているが、バックフェースにエラストマーという衝撃吸収素材が貼ってあって、打感がベチベチした感じになるのを避けている。現実問題としては重心が下がって面剛性が減っているので、ダウンブローで突っ込んで打つゴルファーがフェース面の上側で当てて使うと打感を含めて良く無いと思うだろう。
このLT50はが途中から投入されたシャフトだ。TFC360が手元が硬くて、切り返した瞬間に激しく硬く感じるのであまり評判が良くなかった。クラブヘッドを重くしたいのでバランスを取るために、グリップエンド側を重くしたい事情があり、シャフトの手元側が肉厚になって、その様な現象が出ていたのだが、それが行き過ぎていた状態だった事から、その改良版という事で投入された経緯がある。
手だけで振ってもシャカッと打てて、すごく打ちやすいシャフトに感じる。一般的には軽い・軟らかい・振りやすいという印象になると思う。以前のTFC330に近い印象で、これなら使えるゴルファーのレンジは広そうだ。実はPINGはこの手のシャフトを作るのが上手なメーカーで、狙いどおりのシャフトを作ったきたという印象。
2013.5.15
| 打ち出し角 | 3.5（5：高い 1：低い） |
|---|---|
| ボール初速 | 3（5：速い 1：遅い） |
| バックスピン | 2（5：多い 1：少ない） |
| つかまり具合 | 3（5：多い 1：少ない） |
| 打 音 | ノーマル |
| 操作性 | 3（5：良い 1：悪い） |
| シャフトの調子 | 中先 |
| 体力レベル | 2～3（5：必要 1：必要ない） |
| ゴルフスイングの分類 | 全タイプ可 |
※表中の『ゴルフスイングの分類』は、北市秀男式ゴルフスイング6分類に基づいて解説しています。詳細に関しては、表中のリンクから飛ぶことができます。
ピンに関するメーカー総合評価は『PING（ピン）評価評判・口コミ』をご覧下さい。
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