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SYB ゴルフクラブ評価
SYB エグナック3 TEN NINES GDB-55/R1
このシャフトはフレックスがR1の表示だが、体感的にはもっと硬く感じる。このシャフトも昔風シャフトのテイストがある。
中先調子とは言いながらも、あまり先が走る感覚はなく、薄く全体的にしなる中先系のシャフトという感じだ。局部的に緩い場所がないので、ダウンスイングで、ある程度の引き込み力が必要なシャフトだ。切れ目なくしなって、振った分だけしなって、その分だけ戻りはあるシャフトで、アシスト効果はそれほど大きくはない。癖がなく、扱いやすい。
前記のSYB エグナック3 ツアーAD SL-5/R2は、もっと局部的に先端部分が緩く感じられ、その分先が走る感じがあるので、こちらの方が、より古典的テイストで、昔の打ちやすいシャフトだね。と言われるような性能だ。実は、このシャフトが合うゴルファーは多く、こういう系統のシャフトでうまく拾われるゾーンのゴルファーもたくさんいることは覚えておくといいかもしれない。昔風とは聞こえはどうかと思うだろうが、性能的には、けして悪くはないのだ。
クラブヘッド単体の性能や特徴に関しては、今風でないシャローフェイスの大型。このようなデザインは、今非常に少なくなっているので希少性が高い。重心距離はクラブヘッドが大きい割にはそれほど長くなくて、扱い良く、球は上がりやすい。ハードヒッターでも球が上がらないというゾーンもいるので、そういうゴルファーにはピッタリだ。バックスピンは少し多め。
2008.5.12
打ち出し角 | 3.5(5:高い 1:低い) |
---|---|
ボール初速 | 3(5:速い 1:遅い) |
バックスピン | 3.5(5:多い 1:少ない) |
つかまり具合 | 4(5:多い 1:少ない) |
打 音 | やや高金属系 |
操作性 | 4(5:良い 1:悪い) |
シャフトの調子 | 中先 |
体力レベル | 4~3(5:必要 1:必要ない) |
ゴルフスイングの分類 | 全タイプ可 |
※表中の『ゴルフスイングの分類』は、北市秀男式ゴルフスイング6分類に基づいて解説しています。詳細に関しては、表中のリンクから飛ぶことができます。
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