ゴルフクラブメーカーの実態と評価
ゴルフクラブの真実と評価
キャロウェイ ゴルフクラブ評価
キャロウェイ ディアブロ オクタン ツアー55W/S
ゴルフクラブとしてはスタンダードな仕上がりで、良く分かるゴルフクラブ、よくあるゴルフクラブになっている。純正シャフトはお金がかかってない印象で、高弾性カーボンは使っていないが、その割には良く出来ていると思える。先端部分は弱い感触がある。先っぽで打つとグニャッと曲がった感じがあった。
バックスピン量が比較的多く出ているので、見た感じの構造とはちょっと違う印象だった。ツアーモデルの割にはスピン量が多いのは気になる。バックスピン量が少なくて困っている人にはこれでいいだろうが。ボール初速は結構あるから飛距離も期待出来る。
ロフト角の表示は10.5度になっているが、リアルロフトはもっと寝てるかなと。パッと見で11度以上あるかもしれないなという感じ。実打計測した打ち出し角も大きいので、リアルロフトは確実に表示よりもある。このことがバックスピン量にも関係しているし、つかまりにも影響を及ぼしていると言える。月1~2回ラウンドするくらいのゴルファーが、大して練習はしなくて、たまに使う程度にはいい様に出来ているゴルフクラブだ。
クラブヘッド形状はおにぎり型みたいなイメージだが問題は感じない。フェースもかぶっていない。ある意味、過去ディアブロが持ち合わせていた個性が消えて、没個性で無難なゴルフクラブになったとも言える。
2011.6.22
打ち出し角 | 4(5:高い 1:低い) |
---|---|
ボール初速 | 3.5(5:速い 1:遅い) |
バックスピン | 3.5(5:多い 1:少ない) |
つかまり具合 | 4(5:多い 1:少ない) |
打 音 | 微高 |
操作性 | 3(5:良い 1:悪い) |
シャフトの調子 | 中中先 |
体力レベル | 2.5~3.5(5:必要 1:必要ない) |
ゴルフスイングの分類 | 全タイプ可 |
※表中の『ゴルフスイングの分類』は、北市秀男式ゴルフスイング6分類に基づいて解説しています。詳細に関しては、表中のリンクから飛ぶことができます。
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