ゴルフクラブメーカーの実態と評価
ゴルフクラブの真実と評価
キャロウェイ ゴルフクラブ評価
キャロウェイ レガシーブラック アッタス3 60/S
構えた瞬間クラブヘッドが小さく見える。ヘッド形状は誰が見てもおかしいとは思わない形だ。どう見てもゴルフ初心者向けのコンセプトではない形状と言える。バックスピン量が低く出る構造になっているので、吹け上がり症のゴルファーにはいいだろう。音が低いので飛んだ感じはしない。
組み上がったゴルフクラブの特徴としては、シャフトが短いゴルフクラブだと感じた。シャフト長はメーカーによって基準が違うのだが、他社の基準と照らし合わせると44.5インチ程度になる場合もある長さだ。
シャフト性能としては、このアッタス3はアッタスT2とは全く印象の違うシャフトで、たわみ量が少なく手元側から真ん中くらいまで、結構振り込まないとしならないので、力のないゴルファーは先端側しか動かないので、先調子に感じるだろう。6Sにしては、かなりハードな印象がある。テイストとしてはツアーAD DJシリーズの乾いた感じをウエットな感じに入れ替えた様な雰囲気になっている。そういう意味では、ツアーAD BBにも通じる部分がある気がする。
45.25インチや45.5インチなど長く使うとしなり方も全然変わってくるので、また別のテイストになるのかもしれない。打った瞬間に右に行ったなと思えばそういう球が出ているし、さっきフェードが出たので今度は少しドローで打とうと思って操作すれば、そういうボールが出るので総じて分かり易いシャフトだと思う。安心して使える。力があって速く振れるゴルファー向けに、いいのではないかと思える組合せだ。
2011.11.19
| 打ち出し角 | 3（5：高い 1：低い） |
|---|---|
| ボール初速 | 3（5：速い 1：遅い） |
| バックスピン | 2.5（5：多い 1：少ない） |
| つかまり具合 | 3（5：多い 1：少ない） |
| 打 音 | やや低い |
| 操作性 | 3.5（5：良い 1：悪い） |
| シャフトの調子 | 中先 |
| 体力レベル | 3.5～4.5（5：必要 1：必要ない） |
| ゴルフスイングの分類 | 全タイプ可 |
※表中の『ゴルフスイングの分類』は、北市秀男式ゴルフスイング6分類に基づいて解説しています。詳細に関しては、表中のリンクから飛ぶことができます。
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