ゴルフクラブメーカーの実態と評価
ゴルフクラブの真実と評価
キャロウェイ ゴルフクラブ評価
キャロウェイ レーザーXブラック レーザーXシリーズ55W/S
フェース面のバルジロールが結構あるので、バックスピン量が少ない結果を期待したが計測数値はそんなに下がっていなかった。原因はシャフトが緩くてバックスピン量が多くなったという印象があり、クラブヘッド単体ではやはりロースピンボールが出そうな気配を感じる。
打ち出し角もクラブヘッドの形状から推測すると低めのはずなのだが、シャフトが緩く出来ているもので、その分、高く出たり右に行ったりバックスピンが多めだったりという状況だと思う。構えた瞬間にロフトが立って見える。表示は9.5°のゴルフクラブを使っているが、本当に9.5°か？と疑いたくなるくらいだ。楽勝だと思って使うと意外と球が上がらないかもしれない。
フレックス表示はSだが、ちょっと力持ちが振ったらグニャグニャなので悪い結果が予想される。Sと書いてあるから、という判断はしない方がいいと思う。スイートスポットでヒット出来ていないと、ブルブルッと強い振動を感じられ、派手に動いているシャフトだと感じた。あまり急激な操作にはついてこないだろう。
素性は良さそうなので、もっといいシャフトを装着すれば結果が期待できる。
2012.3.23
| 打ち出し角 | 3.5（5：高い 1：低い） |
|---|---|
| ボール初速 | 3（5：速い 1：遅い） |
| バックスピン | 3（5：多い 1：少ない） |
| つかまり具合 | 2（5：多い 1：少ない） |
| 打 音 | やや高い |
| 操作性 | 1.5（5：良い 1：悪い） |
| シャフトの調子 | 中先 |
| 体力レベル | 1.5～2.5（5：必要 1：必要ない） |
| ゴルフスイングの分類 | Bタイプ全般 |
※表中の『ゴルフスイングの分類』は、北市秀男式ゴルフスイング6分類に基づいて解説しています。詳細に関しては、表中のリンクから飛ぶことができます。
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