ゴルフクラブメーカーの実態と評価
ゴルフメーカーの真実と評価
マクレガー評価評判・口コミ
マクレガーは極めて老舗の米国ゴルフブランドメーカーです。昔はジャック・ニクラウスも絡んでいて、プロ用の名品を作っていました。
ウィルソンのそうでしたが、今はそういった老舗が、そのまま残り続けられる状態ではありません。それだけゴルフ業界は競争が激しくて、その間にいろいろな技術革新もあった結果と言えるでしょう。本社は今もアメリカにあって、日本法人は数年前まで、メーカーの100%出資でした。アメリカではターニーという商標を使ってゴルフクラブを売っているのですが。現在では米国内でも商品を見かけないほど薄い商売になってしまっています。
日本には日本法人があって、何年か前まではメーカーの100%出資で運営されていました。日本法人では日本人が別途設計したゴルフクラブを販売していて、しばらく元気が良かった感じがありましたが、生え抜きの設計者が会社を離れて、その後にマルマンから来た方が設計担当になっているという話しです。
組織としては、設計企画・販売企画会社になっていて、こういうゴルフクラブを作ってくれという話しを中国へ持っていって、どこかの工場で作って、それを自社ブランドとして売るという事をしています。自社フィールドがあって、そこで厳密なテストを繰り返してという話しではない。一般的な構造になっていると認識しています。
一時期は7~8万円のドライバーが主力だった頃に、マックテックナビという6万円台の低価格帯ゴルフクラブをボーンと世に出して脚光を浴びて、ユーザーが怒濤のごとく流れて、当時は夜中まで出荷作業に追われていたという時代もありました。
ドライバーの価格帯も時代と共に均一化され、他社の商品との差別化が難しい昨今、マックテックのゴルフクラブを打つと、右に行くゴルフクラブだったり、バックスピンが多いゴルフクラブだったり、シニアアスリート向けだったり、1本ずつテイストが立っていて、設計にメリハリがあるのだけれど、果たしてユーザーが正しいゴルフクラブを手に取れるのか?という部分に疑問があります。とてもバリエーションもあっていいのだけれど、その中からいいものを取るのは大変そうだと思います。
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