ゴルフクラブメーカーの実態と評価
ゴルフメーカーの真実と評価
マスダゴルフ評価評判・口コミ
レッスンプロの増田哲仁プロの弟さんがやっているブランドです。もともとは、ブリジストンからジャンボ尾崎が離れた時に、TMJというブランドを作ったのですが、その時のクラブヘッドの設計・制作の中心人物だったと言われているのが、この増田さんです。
この増田さんご自身が野球もやる方で体力もあって、ブンブン振る方なので、結局振る人は振る人のゴルフクラブを作るのが上手いワケです。良いゴルフクラブが解るので、自分が良いゴルフクラブを作っていった結果、ハードヒッター向きのゴルフクラブが認知されて、ドラコン界に食い込んでいった流れがあり、頑張ってますねという印象です。
小さくやってはいるのですが、自分でNCフライスなどの機材を持っていて、ゴルフクラブを作る工場的な要素も持ち合わせているので、本当の意味でのゴルフクラブメーカーという部分があります。
パターなども全部自分のところでマシーンミルドで削っているし、ウエッジも鍛造はどこかに打たせて、基本は全部自分で削って作っているという事で、小さいながらもファクトリーブランドの形態でやっている数少ないゴルフクラブメーカーです。V-ROD 450というクラブヘッドがいいヘッドだったなと思います。
地ゴルフクラブメーカーとメーカーの中間のようなポジションですね。
ミステリーなどは自分で作らないから、販売企画系の地ゴルフクラブメーカーなんだけれど、マスダゴルフは工場があるファクトリー地ゴルフクラブメーカーという事でポジションが少し違うかなと思います。チタンヘッドはさすがに自分では作れないので外注ですし、鍛造の機械も自分では買わないので、全部あるわけではないけれど、製造部物がある地ゴルフクラブメーカーです。
ゴルフクラブ特性としては、基本的には増田さんが良いと思ったものを作っているわけで、ハードヒッターが使うと良さを発揮する部分があるのかなと思います。
一方で、V-ROD 450は、一般ゴルファーが使うロースピン系ゴルフクラブとして非常にいい。460は、ちょっとバックスピンがかかりやすいんだけれど、そういうゴルフクラブが合うゴルファーもいる。ただ増田のシャフトは、超元調子というのが売りなんだけれど、合う人も合わない人もいるので要試打ですね。
当ゴルフレッスンスタジオでは、このクラブヘッドはいろいろ試しているのでノウハウがあって、とあるシャフトに少し手間をかけて組む事で、ヘッドスピード30台のゴルファーに出すと、スゴイ飛ぶと評判になってます。
ただ不安な部分もあって、チタンヘッドを製造していた大同特殊鋼が、全てのゴルフヘッド製造から手を引いたので、金型と共に中国などの工場へ移管されているはずで、今後の出来に関してはまだ未知数な部分があります。
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