ゴルフクラブ選び方の基本
フェアウェイウッド選び方の基本
フェアウェイウッドのシャフト
フェアウェイウッドのシャフトに求められる特性は先調子です。このタイプのシャフトは、芝の上からボールを拾いやすく、ボールに適度なバックスピンがかかります。深いラフに負けないためにも、60g以上の重めシャフトを選びたいところです。
カスタムシャフトを選択したり、ヘッドとシャフトを別々に選んで組み立てる場合などで注意があります。シャフトはフェアウェイウッド用のものを選びましょう。なかにはドライバー用のシャフトの手元側を切って短くして、フェアウェイウッドとして組み立てているゴルファーを見ますが、ドライバーの長尺化にともなって、ウッド用シャフトは46~47インチで設計製造されています。
組み立て後、ドライバー用のシャフトは、仕上がり45インチぐらいでベストの性能が出るように設計されているのです。そのシャフトをフェアウェイウッド用として、42インチ以下にカットして使った場合、本来想定されている性能が発揮されないことがあります。そこで現在は、シャフトメーカー各社から、フェアウェイウッド専用のシャフトが発売されていますので、このタイプのシャフトを選ぶと良いでしょう。
また、シャフトの重量に関してはドライバーからの流れや、ユーティリティ、またはアイアンへの流れというものも考える必要があり、この辺の精査は一般のゴルファーにはなかなか難しいところでもあります。短時間でしっかり結果が出せる専門家の力を借りるのもひとつの手段です。
スペシャリストによるクラブフィッティングにご興味がある方は、『適切なレッスンコースを知る』や『ゴルフレッスンスタジオと料金表』などをご覧になってみて下さい。
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